仮想通貨取引所を選ぶ際、手数料は最も重要な比較ポイントの一つです。取引手数料、スプレッド、入出金手数料など、様々な手数料を総合的に比較することで、最もコストパフォーマンスの良い取引所を見つけることができます。本記事では、2026年最新の手数料情報をもとに、国内主要取引所を徹底比較します。
仮想通貨の手数料の種類を理解しよう

主な手数料の種類
仮想通貨取引にかかる手数料は、複数の種類があります。それぞれの特徴を理解することが、賢い取引所選びの第一歩です。
仮想通貨の主な手数料一覧
- 取引手数料:売買時にかかる手数料(Maker/Taker手数料)
- スプレッド:売値と買値の差額(実質的な手数料)
- 入金手数料:日本円を取引所に入金する際の手数料
- 出金手数料:日本円を銀行口座に出金する際の手数料
- 送金手数料:仮想通貨を他のウォレットや取引所に送る際の手数料
- レバレッジ手数料:レバレッジ取引でポジションを保有する際の手数料
販売所と取引所の手数料の違い
仮想通貨を売買する方法には「販売所」と「取引所」の2種類があり、手数料体系が大きく異なります。
| 項目 | 販売所 | 取引所 |
|---|---|---|
| 取引相手 | 取引所(業者) | 他のユーザー |
| 取引手数料 | 無料が多い | 0%〜0.15%程度 |
| スプレッド | 広い(2〜6%) | 狭い(0.1%以下も) |
| 総コスト | 高い | 安い |
| 操作性 | 簡単 | やや複雑 |
結論として、手数料を重視するなら「取引所」方式を利用することをおすすめします。販売所は操作が簡単ですが、スプレッドによる実質コストが高くなります。
国内取引所の手数料比較表【2026年最新】
取引手数料の比較
| 取引所 | Maker手数料 | Taker手数料 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| GMOコイン | -0.01% | 0.05% | Makerは報酬あり |
| bitbank | -0.02% | 0.12% | Maker報酬が最高水準 |
| SBI VCトレード | -0.01% | 0.05% | SBIグループの安心感 |
| Coincheck | 無料 | 無料 | 取引手数料完全無料 |
| bitFlyer | 0.01〜0.15% | 0.01〜0.15% | 取引量で変動 |
| DMM Bitcoin | 無料 | 無料 | 販売所のみ |
入出金手数料の比較
| 取引所 | 日本円入金 | 日本円出金 | BTC送金 |
|---|---|---|---|
| GMOコイン | 無料 | 無料 | 無料 |
| SBI VCトレード | 無料 | 無料 | 無料 |
| DMM Bitcoin | 無料 | 無料 | 無料 |
| bitbank | 無料 | 550〜770円 | 0.0006 BTC |
| Coincheck | 無料(銀行振込) | 407円 | 0.0005 BTC |
| bitFlyer | 無料 | 220〜770円 | 0.0004 BTC |
手数料が安い取引所ランキング【総合評価】
第1位:GMOコイン
GMOコインの手数料まとめ
- 取引手数料:Maker -0.01% / Taker 0.05%
- 入出金手数料:無料
- 送金手数料:無料
- スプレッド:業界最狭水準
GMOコインは、入出金手数料、送金手数料がすべて無料という圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。取引所でのMaker手数料もマイナス(報酬がもらえる)のため、総合的に最も手数料が安い取引所と言えます。
おすすめポイント
- 各種手数料がほぼすべて無料
- スプレッドも業界最狭水準
- GMOインターネットグループの信頼性
- 取扱銘柄数も豊富
第2位:SBI VCトレード
SBI VCトレードの手数料まとめ
- 取引手数料:Maker -0.01% / Taker 0.05%
- 入出金手数料:無料
- 送金手数料:無料
- 取扱銘柄:36種類以上
SBI VCトレードは、SBIグループが運営する信頼性の高い取引所です。GMOコインと同様に各種手数料が無料で、コストを抑えた取引が可能です。SBI銀行との連携でさらに便利に利用できます。
おすすめポイント
- SBIグループの安心感
- 入出金・送金手数料が無料
- ステーキングサービスも充実
- SBI銀行との連携
第3位:bitbank
bitbankの手数料まとめ
- 取引手数料:Maker -0.02% / Taker 0.12%
- 入金手数料:無料
- 出金手数料:550〜770円
- 送金手数料:有料
bitbankは、Maker手数料が-0.02%と、国内取引所の中で最も高い報酬率を誇ります。頻繁に指値注文を行うトレーダーにとっては、取引するほどお得になります。出金手数料はかかりますが、取引量が多い方には総合的にメリットがあります。
おすすめポイント
- Maker手数料が国内最高水準のマイナス
- 取引量が多い日本の取引所
- チャート機能が充実
- アルトコインの取引に強い
第4位:Coincheck
Coincheckの手数料まとめ
- 取引手数料:無料
- 入金手数料:無料(銀行振込)
- 出金手数料:407円
- 送金手数料:有料
Coincheckは、取引所での取引手数料が完全無料です。マネックスグループ傘下の安心感と、使いやすいアプリが特徴で、初心者に人気があります。出金・送金手数料はかかりますが、取引手数料が無料な点は大きなメリットです。
おすすめポイント
- 取引手数料が完全無料
- アプリダウンロード数No.1
- 操作がシンプルで初心者向け
- 取扱銘柄数が豊富(35種類以上)
第5位:bitFlyer
bitFlyerの手数料まとめ
- 取引手数料:0.01〜0.15%(取引量で変動)
- 入金手数料:無料
- 出金手数料:220〜770円
- 送金手数料:有料
bitFlyerは、国内最大級の取引量を誇る老舗取引所です。取引手数料は取引量に応じて変動し、多く取引するほど安くなります。創業以来ハッキング被害ゼロのセキュリティ実績も魅力です。
おすすめポイント
- 国内最大級の取引量
- セキュリティの高さ
- ビットコイン取引量No.1
- レバレッジ取引も可能
目的別おすすめ取引所

頻繁に取引する方におすすめ
デイトレードやスイングトレードを行う方は、取引手数料とスプレッドの安さが重要です。
- 最もおすすめ:bitbank – Maker手数料-0.02%で取引するほどお得
- 次点:GMOコイン – スプレッドが狭く総合コストが低い
長期保有(ガチホ)の方におすすめ
購入後は売買せず長期保有する方は、購入時のコストと将来の出金・送金手数料を重視しましょう。
- 最もおすすめ:GMOコイン – 送金手数料無料でウォレットへの移動も安心
- 次点:SBI VCトレード – 各種手数料無料+ステーキングも可能
初心者の方におすすめ
初めて仮想通貨を購入する方は、使いやすさと手数料のバランスを重視しましょう。
- 最もおすすめ:Coincheck – アプリが使いやすく取引手数料無料
- 次点:GMOコイン – 手数料の安さと使いやすさを両立
少額から始めたい方におすすめ
少額投資から始めたい方は、最低取引金額と手数料の影響を考慮しましょう。
- 最もおすすめ:LINE BITMAX – 1円から取引可能
- 次点:bitFlyer – 1円から積立可能
スプレッド比較
スプレッドとは
スプレッドとは、仮想通貨の買値と売値の差額です。販売所では取引手数料が無料でも、このスプレッドが実質的な手数料となります。スプレッドは市場状況によって変動するため、常に同じではありません。
主要取引所のスプレッド比較(BTC/JPY・参考値)
| 取引所 | 平均スプレッド | 評価 |
|---|---|---|
| GMOコイン | 約2〜3% | 狭い |
| SBI VCトレード | 約2〜4% | やや狭い |
| Coincheck | 約3〜5% | 平均的 |
| bitFlyer | 約3〜5% | 平均的 |
| DMM Bitcoin | 約4〜6% | やや広い |
※スプレッドは市場状況により変動します。上記は参考値です。
スプレッドを抑えるコツ
- 取引所(板取引)を利用する:販売所よりスプレッドが大幅に狭い
- 流動性の高い時間帯に取引:取引が活発な時間はスプレッドが狭くなりやすい
- 主要銘柄を選ぶ:BTC、ETHなど流動性の高い銘柄はスプレッドが狭い
手数料を節約するテクニック
複数の取引所を使い分ける
一つの取引所ですべてを完結させるのではなく、目的に応じて取引所を使い分けることで、手数料を最小限に抑えられます。
おすすめの使い分け例
- 日本円の入出金:GMOコインまたはSBI VCトレード(手数料無料)
- 頻繁な売買:bitbank(Maker手数料がマイナス)
- 仮想通貨の送金:GMOコイン(送金手数料無料)
- 長期保管:送金無料の取引所からハードウェアウォレットへ
指値注文を活用する
成行注文ではなく指値注文を使うことで、Maker手数料が適用されます。Maker手数料がマイナスの取引所では、取引するたびに報酬がもらえるため、長期的に大きな差が生まれます。
キャンペーンを活用する
多くの取引所では、口座開設キャンペーンや取引手数料無料キャンペーンを実施しています。これらを活用することで、さらに手数料を抑えることができます。
レバレッジ取引の手数料比較
レバレッジ手数料とは
レバレッジ取引では、通常の取引手数料に加えて「レバレッジ手数料」または「建玉管理料」が発生します。これはポジションを翌日に持ち越す際に発生する手数料で、長期保有するほどコストが増加します。
国内取引所のレバレッジ手数料比較
| 取引所 | レバレッジ倍率 | 建玉管理料(日次) | ロスカット率 |
|---|---|---|---|
| GMOコイン | 最大2倍 | 0.04%/日 | 75% |
| DMM Bitcoin | 最大2倍 | 0.04%/日 | 50% |
| bitFlyer | 最大2倍 | 0.04%/日 | 50% |
| SBI VCトレード | 最大2倍 | 0.04%/日 | 80% |
レバレッジ手数料の計算例
100万円のポジションを30日間保有した場合:
100万円 × 0.04% × 30日 = 12,000円の建玉管理料が発生
レバレッジ取引は短期売買向けのツールです。長期保有には向かないため、建玉管理料を考慮して取引戦略を立てましょう。
積立投資の手数料比較
積立サービスとは
仮想通貨の積立投資は、定期的に一定額を自動購入するサービスです。価格変動を平準化できるため、初心者にも人気があります。積立にかかる手数料も取引所によって異なります。
積立投資の手数料比較表
| 取引所 | 積立手数料 | 最低金額 | 頻度 |
|---|---|---|---|
| Coincheck | スプレッドのみ | 1万円〜 | 毎日/毎月 |
| bitFlyer | スプレッドのみ | 1円〜 | 毎日/毎週/毎月 |
| GMOコイン | スプレッドのみ | 500円〜 | 毎日/毎月 |
| SBI VCトレード | スプレッドのみ | 500円〜 | 毎日/毎週/毎月 |
積立投資は販売所方式で購入するため、取引手数料は無料ですがスプレッドが発生します。少額から始められるbitFlyerや、スプレッドが狭いGMOコインがおすすめです。
NFT・DeFi関連の手数料
NFT取引の手数料
NFTマーケットプレイスでの取引には、プラットフォーム手数料とガス代(ネットワーク手数料)がかかります。国内の主要NFTプラットフォームの手数料は以下のとおりです。
NFT取引の手数料構成
- プラットフォーム手数料:売買時に発生(2〜10%程度)
- ガス代:ブロックチェーンのネットワーク手数料
- ロイヤリティ:クリエイターへの還元(0〜10%)
DeFi利用時の手数料
DeFi(分散型金融)を利用する際は、ガス代が主な手数料となります。イーサリアムネットワークは特にガス代が高いため、レイヤー2ソリューションや他のブロックチェーンを選ぶことでコストを抑えられます。
- イーサリアム:ガス代が高い(数百円〜数千円)
- Polygon:ガス代が安い(数円程度)
- Solana:ガス代が非常に安い(1円未満)
- BNBチェーン:ガス代が安い(数十円程度)
手数料シミュレーション【具体例】
パターン1:初心者が10万円を投資する場合
Coincheckで購入する場合
- 入金手数料:0円(銀行振込)
- 購入手数料:0円(取引所方式)
- スプレッド:約3%(販売所の場合)= 約3,000円
- 合計コスト:約3,000円(販売所)または0円に近い(取引所)
GMOコインで購入する場合
- 入金手数料:0円
- 購入手数料:50円(Taker 0.05%)
- スプレッド:約2%(販売所の場合)= 約2,000円
- 合計コスト:約2,000円(販売所)または50円(取引所)
パターン2:毎月5万円を積立投資する場合(1年間)
年間投資額:60万円
- スプレッド3%の場合:年間18,000円の実質コスト
- スプレッド2%の場合:年間12,000円の実質コスト
- 差額:6,000円/年
→ スプレッドが1%狭いだけで年間6,000円の節約に!
パターン3:100万円をデイトレードする場合(月10回取引)
月10回×100万円の取引
- bitbank(Maker -0.02%):月2,000円の報酬を獲得
- 取引手数料0.1%の場合:月10,000円のコスト
- 差額:月12,000円、年間144,000円もの差
このように、取引スタイルによって最適な取引所は大きく変わります。自分の投資スタイルに合った取引所を選ぶことが、長期的なリターンを向上させます。
海外取引所との手数料比較
海外取引所の手数料水準
海外取引所は、国内取引所と比較して取引手数料が安い傾向にあります。
| 取引所 | 取引手数料 | 特徴 |
|---|---|---|
| Binance | 0.1%(BNB利用で割引) | 世界最大、銘柄数豊富 |
| Bybit | Maker 0.1% / Taker 0.1% | デリバティブ充実 |
| OKX | Maker 0.08% / Taker 0.1% | 多機能 |
海外取引所利用の注意点
注意事項
- 日本円での直接入出金ができない
- 金融庁の認可を受けていない
- サポートが英語中心
- 税金計算が複雑になる
海外取引所を利用する場合は、国内取引所で仮想通貨を購入し、送金する必要があります。送金手数料を含めた総コストで比較することが大切です。
手数料計算ツールと確認方法
手数料を確認する方法
各取引所の手数料は、公式サイトの「手数料」または「料金」ページで確認できます。定期的に変更されることがあるため、取引前に最新情報を確認しましょう。
おすすめの手数料計算ツール
無料で使える計算ツール
- クリプタクト:取引履歴をアップロードして手数料を自動計算
- Gtax:複数取引所の損益・手数料を一括管理
- 仮想通貨の計算ツール:各取引所公式の手数料シミュレーター
取引履歴の管理方法
手数料を正確に把握するために、取引履歴を定期的にダウンロードして管理することをおすすめします。確定申告時にも必要になるため、以下の情報を記録しておきましょう。
- 取引日時
- 売買の種類(買い/売り)
- 取引数量と価格
- 手数料の金額
- スプレッドコスト(販売所の場合)
税金と手数料の関係
手数料は経費として計上できる
仮想通貨取引で発生した手数料は、確定申告時に経費として計上できます。これにより課税対象額を減らし、税金を節約することが可能です。
経費にできる手数料の例
- 取引手数料(Maker/Taker手数料)
- 送金手数料
- 出金手数料
- レバレッジ手数料(建玉管理料)
手数料の計算例(確定申告用)
例えば、1年間で以下の手数料が発生した場合:
- 取引手数料合計:30,000円
- 送金手数料合計:5,000円
- 出金手数料合計:3,000円
- 経費合計:38,000円
仮に100万円の利益があった場合、経費38,000円を差し引いた962,000円が課税対象となります。税率20%の場合、7,600円の節税効果があります。
取引所の選び方ステップガイド
ステップ1:自分の投資スタイルを確認
まず、自分がどのような取引を行うかを明確にしましょう。
- 短期トレード派:取引手数料とスプレッドを重視
- 長期保有派:送金手数料と入出金手数料を重視
- 積立投資派:スプレッドと最低投資額を重視
ステップ2:メインで使う取引所を決定
投資スタイルに合わせて、メインで使用する取引所を1〜2つ選びましょう。各種手数料が無料のGMOコインやSBI VCトレードは、幅広い用途に対応できます。
ステップ3:サブの取引所を開設
メインの取引所に加えて、特定の目的に特化したサブの取引所を開設しておくと便利です。例えば、取引量が多い銘柄はbitbankで取引する、といった使い分けができます。
ステップ4:手数料を定期的に見直す
取引所の手数料は変更されることがあります。また、キャンペーンで一時的に手数料が無料になることもあります。定期的に最新情報をチェックして、最もお得な取引所を選びましょう。
よくある質問
Q. 手数料が最も安い取引所はどこ?
総合的に見て、GMOコインが最も手数料が安いと言えます。取引手数料、入出金手数料、送金手数料がすべて無料または低コストで、スプレッドも業界最狭水準です。
Q. 販売所と取引所、どちらを使うべき?
手数料を重視するなら、取引所(板取引)を使うことをおすすめします。販売所は操作が簡単ですが、スプレッドによる実質コストが高くなります。
Q. Maker手数料がマイナスとはどういう意味?
Maker手数料がマイナスの場合、取引するたびに報酬がもらえます。例えば-0.02%なら、100万円の取引で200円の報酬が得られます。指値注文で板に流動性を提供することで、この報酬を受け取れます。
Q. 手数料は確定申告で経費にできる?
はい、仮想通貨取引にかかった手数料は経費として計上できます。取引履歴と手数料の記録を保管しておきましょう。
Q. 送金手数料を無料にする方法は?
GMOコインやSBI VCトレードなど、送金手数料が無料の取引所を利用しましょう。他の取引所で購入した仮想通貨も、一度これらの取引所に送ってから外部に送金することで、送金手数料を節約できます。
Q. アルトコインの手数料はビットコインと違う?
はい、銘柄によって送金手数料が異なります。一般的に、イーサリアムはガス代が高く、ソラナやポリゴンなどは比較的安いです。取引所での売買手数料は多くの場合同じですが、銘柄ごとのスプレッドは異なります。流動性の低いアルトコインはスプレッドが広くなりがちです。
Q. 手数料無料キャンペーンは信用できる?
大手取引所のキャンペーンは信用できます。口座開設時の特典や期間限定の手数料無料キャンペーンを活用することで、初期コストを大幅に抑えられます。ただし、キャンペーン終了後の通常手数料も確認しておきましょう。
Q. 複数の取引所を使うとデメリットはある?
複数の取引所を使うデメリットとしては、資産管理が煩雑になること、確定申告時の計算が複雑になることが挙げられます。ただし、手数料の節約効果は大きいため、管理の手間とのバランスを考えて判断しましょう。税金計算ツールを使えば、複数取引所の管理も効率化できます。
2026年の手数料トレンド
競争激化による手数料の低下
2026年現在、国内の仮想通貨取引所は競争が激化しており、手数料は全体的に低下傾向にあります。特に送金手数料の無料化や、Maker手数料のマイナス化が進んでいます。
ステーキングサービスの拡充
多くの取引所がステーキングサービスを提供しており、保有しているだけで報酬を得られるようになっています。これは手数料とは逆に、収益を生むサービスとして注目されています。
主要取引所のステーキング年利(参考)
- GMOコイン:ETH 約2〜4%、DOT 約5〜8%
- SBI VCトレード:ETH 約3〜4%、ADA 約2〜3%
- bitFlyer:ETH 約2〜3%、各種アルト対応
レイヤー2の普及と手数料削減
イーサリアムのレイヤー2ソリューション(Arbitrum、Optimismなど)の普及により、ブロックチェーンの送金手数料は大幅に削減されています。今後は取引所もレイヤー2への対応を進めることで、さらなる手数料削減が期待されます。
初心者向け:手数料で失敗しないためのチェックリスト
取引前に確認すべき5つのポイント
- 販売所か取引所か?:可能なら取引所(板取引)を使う
- 入金方法は?:銀行振込が手数料無料のことが多い
- 出金手数料は?:頻繁に出金するなら無料の取引所を選ぶ
- 送金予定はある?:外部ウォレットや他取引所への送金手数料を確認
- レバレッジは使う?:建玉管理料が日々発生することを理解する
初めて仮想通貨を購入する方は、まず少額から始めて、各種手数料を実際に体験することをおすすめします。手数料体系を理解してから取引量を増やすことで、無駄なコストを避けられます。
各取引所の手数料ページへのアクセス方法
主要取引所の手数料確認ページ
各取引所の最新手数料は、公式サイトで確認できます。手数料は変更されることがあるため、取引前に必ず最新情報を確認しましょう。
- GMOコイン:公式サイトのフッター「手数料」または「料金・手数料」から確認
- bitbank:公式サイト下部「手数料」ページで全手数料を一覧表示
- Coincheck:「取引説明書」または「手数料について」のページで確認
- bitFlyer:「手数料一覧・税」ページで詳細を確認可能
- SBI VCトレード:「各種手数料」ページで一覧を確認
手数料改定の通知を受け取る方法
取引所によっては、手数料変更時にメールで通知してくれるサービスがあります。重要なお知らせの配信設定をオンにしておくことで、手数料改定を見逃さずに済みます。また、取引所の公式SNSやブログをフォローしておくと、キャンペーン情報もいち早くキャッチできます。
口座開設時にチェックすべきポイント
口座開設時には、以下のポイントを確認しておくと安心です。本人確認書類の準備、二段階認証の設定、入金方法の確認などを事前に済ませておけば、スムーズに取引を開始できます。また、口座開設キャンペーンが実施されている場合は、条件を満たすことで特典を受け取れます。
口座開設自体は無料で、維持費もかからない取引所がほとんどです。複数の取引所を開設しておくことで、手数料比較を実際に体験しながら、自分に最適な取引所を見つけることができるでしょう。
まとめ
この記事では、仮想通貨取引所の手数料を徹底比較しました。
- 総合的に手数料が安いのはGMOコインとSBI VCトレード(どちらも入出金無料)
- 頻繁に取引するならbitbank(Maker手数料-0.02%で報酬獲得)
- 販売所より取引所(板取引)の方が手数料は圧倒的に安い
- スプレッドは実質的な隠れた手数料として注意が必要
- 複数の取引所を目的に応じて使い分けるのが効果的
- 指値注文を活用してMaker手数料の恩恵を受けよう
- キャンペーンを活用して初期コストを抑えよう
- 確定申告の税金計算時は手数料を経費として計上できる
仮想通貨投資において、手数料は利益に直結する重要な要素です。特に頻繁に取引を行う方にとって、取引所選びは収益に大きく影響します。取引回数が多ければ多いほど、手数料の差が積み重なって大きな金額になります。
2026年現在、国内には多くの仮想通貨取引所があり、それぞれ手数料体系が異なります。この記事で紹介した比較表やランキングを参考に、自分の投資スタイルに合った最適な取引所を選んでください。
手数料の安さだけでなく、セキュリティ、取扱銘柄、使いやすさなども総合的に判断することをおすすめします。複数の取引所を開設して、目的に応じて使い分けることで、最もコストパフォーマンスの良い取引が可能になります。
手数料は一見すると小さな金額に見えますが、長期的に積み重なると大きな差になります。年間で数万円の差が生まれることも珍しくありません。今日から手数料を意識した取引所選びを始めて、賢く仮想通貨投資を行っていきましょう。
仮想通貨市場は常に変化しており、取引所のサービスや手数料も日々進化しています。定期的に最新情報をチェックして、常に最適な選択ができるようにしましょう。口座開設は無料の取引所がほとんどなので、気になる取引所があれば開設してみることをおすすめします。まずは少額から始めて、手数料体系を実際に体験してみてください。
最後に、仮想通貨投資は価格変動リスクがあります。手数料を抑えることは重要ですが、余剰資金の範囲内で、自己責任で取引を行ってください。投資は慎重に、そして手数料は賢く節約して、長期的な資産形成を目指しましょう。この記事があなたの取引所選びの参考になれば幸いです。

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